タモギタケのMM農園専用掲示板

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「腸脳」こそ優れたコンピューター - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/24 (Sun) 04:39:12

しかし、人体という組織の中に「頭脳」と「腸脳」という二つのコンピュータがあることは、ときに混乱を招きかねません。食欲一つをとっても、コンピュータが二つあると障害が生じています。
たろえば、心身症の患者さんや、その初期の状態のときに、偏った食べ方をすることがあります。

「腸脳」こそ優れたコンピューター - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/23 (Sat) 06:10:31

ところが、脳には頭脳以外の“腸脳”が存在し、頭脳にも負けない、いやそれ以上に重要な役割を担っていることがわかってきたのです。
例えば、九州大学医学部須藤信行教授らの最近の研究(「腸内細菌と脳腸相関」2009年)によると、腸内細菌がストレス時にコルチコルスロン量を減らし、脳のストレスによる影響を減らしていることが明らかになりました。

「腸脳」こそ優れたコンピューター - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/22 (Fri) 06:03:56

コンピューターの話が出ましたが、人体でコンピューターに相当するのは「頭脳」というのが一般的な考えです。読売ジャイアンツの就寝名誉監督である長嶋茂雄さんが現役の監督時代、ひらめきで采配を振るうことから”カンピューター野球”と揶揄されたことがありましたが、体内でコンピューターのように物事を分析し、考えるのは「頭脳」と誰もが思っています。

腸は有害物質を下痢で体外に排出する - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/21 (Thu) 04:57:41

ウイルスや菌をセンサーが感知し、それに対応するための的確な指示が“腸菌”から発信されているのです。「腸は新界が張り巡らされた網タイツのようだ」というような言い方もあるようですが、あながちオーバーな表現とはいえないと思います。

腸は有害物質を下痢で体外に排出する - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/20 (Wed) 05:49:40

人体に危険な物質を確認すると、中毒を起こさないために拒絶反応を速やかに発揮するのです。下痢や嘔吐は生態としての優れた防御反応であり、腸がこの指令を出さなければ人間は生命を維持できないといっても過言ではないのです。
腸がこのような安全に関する判断ができるのは、腸の中に張り巡らされた神経細胞がまるでコンピュータのように動いているからだと想像されています。

腸は有害物質を下痢で体外に排出する - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/19 (Tue) 05:31:18

こうして体内に食中毒を起こすような菌が進入したとき、殺菌したり、菌を体外に出したりする働きを持っているのは腸しかありません。
有害な食物などが腸に入ってくると、腸は大量の液体を分泌し下痢を起こさせます。その有害度が高ければ、下痢にとどまらず嘔吐の指令も出します。

腸は有害物質を下痢で体外に排出する - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/18 (Mon) 04:34:15

以前、牛の生肉であるユッケを食べた人から大勢の食中毒患者や死者が出て大騒ぎになりました。改めて、生肉の衛生上の怖さを思い知ったのですが、考えてみると、人命を奪ってしまうすような細菌やウイルスが含まれた食品を口にするっとき、脳はそれが安全か安全でないかの判断がまったくできません。食中毒を起こす菌が含まれていtれも「食べてもいい」というシグナルを出してしまいます。

腸は有害物質を下痢で体外に排出する - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/17 (Sun) 06:05:41

このように腸は人体において脳と同じような機能を果たし、最近では「第二の脳」と称されるまでになっています。特定の分野では頭脳以上に賢い働きをしていると私も思うのですが、その代表が主に食物から吸収した栄養分の分析と吸収・排出です。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/16 (Sat) 09:36:00

脳は腸から進化しれできたものであり、私たちヒトの脳もそのルーツはあったのです。
私たちは通常、「頭を使う」「脳を動かして」というような言い方をしますが、より正確にいうと、私たちは「頭の中にある脳」と「腸の中にある脳」の2種類の脳を体内に有していることになります。前者を「頭脳」と呼ぶことに対して、私たちは後者を「腸脳」と呼びたいと思っているのです。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/15 (Fri) 06:27:15

そして、背側神経動物の頂点に立つ哺乳類、さらにはそのトップの座に君臨する私たちヒトの大脳皮質の発達した脳にたどり着くのです。
動物の脳の進化を、かなり駆け足で振り返ってみましたが、間違いなく言えることは、「最初に腸ありき」ということです。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/14 (Thu) 04:17:03

一方、腔腸動物から背側神経系動物の進化した動物は「後口動物」と呼ばれ、最初のステップとしてワニ、ナマコ、ヒトデといった無脊椎動物の棘皮動物から始まります。棘皮動物では、はっきりした脳構造は認められていませんが、原始的な中枢制御機能を持つ「介在神経」が出現しています。さらに、ここから進化したナメクジウオ、ホヤなどの尾索類になると神経管が出現し、それが脊椎動物の管状神経系へと続きます。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/13 (Wed) 06:04:24

この動物における脳の進化の頂点は、地球上で最も繁栄している動物群なのですが、それはなんと昆虫の微小脳なのです。昆虫はあまり好きではない、興味がないという人はたくさんいると思いますが、多くの昆虫の脳は「小型・軽量・低コスト」であり、「情報処理装置の傑作」といっても過言ではありません。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/12 (Tue) 04:51:05

腔腸動物から腹側神経系動物へ進化する第一のステップは、私の好きなサナダ虫や吸虫類が属する扇形動物です。この扇形動物に初めて中枢神経が出現しました、それがイカやタコなどの軟体動物頭足類の巨大脳と、昆虫などの節足動物への微小脳へと分かれて進化し、これらの動物は別名「前口動物」(発生上、成体が原口から形成される動物の名称)と呼ばれています。

脳は腸から進化してできた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/11 (Mon) 06:46:42

ここで「最初に腸あるき」をより理解してもらうためにも、ごく簡単に進化の話をしておきたいのですが、動物はこの腔腸動物を基にして、2種類の系統に分かれて進化しました。一つは昆虫を頂点として「腹側神経系動物」で、もう一つは脳を有する哺乳類を頂点として「背側神経系動物」です。

いちばん賢い臓器は、脳ではなく腸 - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/10 (Sun) 04:46:49

そのニューロンが生物史上で最初に出現したのはヒドラ、イソギンチャク、クラゲ、サンゴなどの腔腸動物の腸の中でした。脳を持たない生物は地球上にたくさんあって、腔腸動物もその一つです。腔腸動物は腸が脳の役割を果たしているのですが、それは腸が脳の“原型”であることを物語っています。

いちばん賢い臓器は、脳ではなく腸 - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/09 (Sat) 06:54:55

しかし、生物の進化を見てみると、最初に神経系が誕生したのは脳ではなく、「腸である!」と言う意外な事実が明らかになっています。
生命や細胞の長い歴史の中で、最初に特殊化した細胞がニューロンです。ニューロンは神経系を構成する細胞で、情報の処理や伝達に関わる重要な役割を担っています。いわば「知」に特化した特徴を有し、人間の場合には、円滑なコミュニケーションをやりとりする上で欠かせない、最も重要な神経系の細胞といえます。

いちばん賢い臓器は、脳ではなく腸 - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/08 (Fri) 05:23:25

人間の脳細胞の数は数千億個のスケールで、日々、私たちが使っている
細胞はわずかにその10パーセントという説があります。脳が秘めた潜在能力はまさに無尽蔵であり、脳の中に張り巡らせた神経系は高レベルで進化し、多様性にあふれているといえます。

いちばん賢い臓器は、脳ではなく腸 - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/07 (Thu) 05:35:03

人間は脳で考え、行動も脳に支配されている、と多くの人は考えています。確かに、試験問題を目の前にすると、自分の脳を目一杯働かせている実感がわきます。もちろん、脳の出来具合、性能には個人差がありますが、深い思考力を求められるとき、誰もが自分の“能力”を頼りにするのは当然のことです。

幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/06 (Wed) 05:37:05

これはこれでけっして悪いことではないのですが、大切なことは自分の腸内に棲んでいる乳酸菌を含むさまざまな腸内細菌が、その種類と数を増やすことに尽きます。そうすることでセロトニンやドーパミンという「幸せ物質」が増え、うつ病や自殺など無縁の幸せな人生が可能になるのです。幸せは脳がもたらしてくれるのではありません。実は、腸が幸せを作っていたのです。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/05 (Tue) 05:24:23

金教授のブタの実験では乳酸菌が使われていましたが、私たちが利用する乳酸菌にはいろいろと新種のものが開発され、発売されています。その効能には、アレルギー反応抑制作用、血圧降下作用、動脈硬化改善作用などがあり、一部ではその機能性が強調されている傾向もあります。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/04 (Mon) 06:44:28

少し専門的な話になりますが、ドーパミンの合成はフェニルアラニンからチロシンになり、それが水酸化してL-ドーパという前駆体になります。セロトニンという物質はトリプトファンから5-ヒドロキシトリプトファンという前駆体に変えられ、腸内細菌によって脳に送られます。腸内細菌が有効に機能しなければセロトニンやドーパミンという「幸せ物質」が脳に作られないということなのです。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/03 (Sun) 05:07:21

セロトニンやドーパミンはトリプトファンやアラニンなどのアミノ酸から合成されますが、ビタミンM(葉酸)、ビタミンB6などビタミン類がなければ合成できません、」これらのビタミン類は腸内細菌が作っているのです。そればかりか、腸内で合成されたセロトニンやドーパミンの前駆体は腸内細菌がいないと脳に送れないのです。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/02 (Sat) 06:13:41

セロトニンは食物に含まれるトリプトファンという必須アミノ酸から摂らない限り、体内では合成することができません。また、ドーパミンも同様に必須アミノ酸のフェニルアラニンがないと合成できないのです。しかも、これらのアミノ酸を多く含む肉類をたくさん摂取しても、腸内細菌がいない状態ではトリプトファンやフエニルアラニンがあってもセロトニンやドーパミンが増えないことがコロンビア大学のガーション博士らの研究でわかってきました。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/02/01 (Fri) 05:22:04

脳は、sべての化学物質をガードして、外からの進入を防ぐ働きを持っています。しかし、乳酸菌が作った小さな前駆体はそんなガードをもろともせず、血液脳関門(BBB)から神経細胞によって脳に運ばれたのです。

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幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/31 (Thu) 04:25:53

この実験結果を金鋒教授は次のように分析しています。それは乳酸菌が「幸せ物質」であるドーパミンやセロトニンという脳内の神経物質の前駆体を作り、それが脳に送られた結果だ、ということです。

幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/30 (Wed) 05:42:05

そんなブタに乳酸菌を与える実験を続けたところ、病気がちのブタが元気になり、肉質もよくなりました。さらに、何よりも目立ったのは乳酸菌を投与されてブタの行動でした。人間が近づくと警戒心のためか鳴いて騒ぐブタが多かったのですが、乳酸菌を与えられたブタはとてもおとなしくなったのです。

幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/29 (Tue) 04:51:50

人間と猿との類似点が指摘されることが多いのですが、消化を含めた内臓の系統や生活習慣も、じつはブタとよく似通っていて、腸内細菌が“生息”している「腸内細菌叢」もブタは人間に近いのです

幸せは、実は腸が作っていた - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/28 (Mon) 05:41:10

もう一つ、腸内細菌に関して非常に興味深い動物実験のデータも出ています。これは私の友人の中国科学院の金鋒教授がブタを使った実験です。ブタは人間と同様に何でも食べる雑食動物で、人間とは腸内細菌の割合も非常に似ています。


食物繊維をたくさん摂取すると、自殺率が低下する - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/27 (Sun) 06:14:27

シナプスは前述したように、脳の細胞間の情報伝達という重要な働きをしているのですが、そこでも腸内細菌は重要な働きをしているのです。
食物繊維をたくさん摂取することで腸内に「幸せ物質」を豊富に持っているメキシコ人の自殺率が低いのは、当然の結果といえるのです。
挫けない心を育て、長生きするためにも、腸内細菌を増やし、「幸せ物質」を作ることがいかに大切かがおわかりいただけるでしょう。

食物繊維をたくさん摂取すると、自殺率が低下する - 白木克之(MM農園広報)

2019/01/26 (Sat) 06:14:49

研究の中心となったR・D・ヘイジ博士やS・ペターソン博士たちは、腸内細菌がマウスの成長期のどこの段階で脳に影響を与えるかについて、「特定の時期があろそうだ」と語っています。また、腸内細菌はセロトニンやドーパミンといった脳の神経伝達物質に影響を及ぼしているだけでなく、脳神経細胞のシナプスの機能にも何らかの影響を与えていることを指摘しています。


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